幸手観音 満福寺は、本尊・観世音菩薩様による安産・子育てに御利益のある寺です

幸手観音「荏柄山 万福寺」

満福寺について

 

当寺は弘法大師(空海)の教えを汲む真言宗の寺院です。通称、幸手観音と称し、御本尊様は聖如意輪観世音菩薩をお祀りしています。新坂東観音霊場三番札所としても知られています。

寺歴は、戦国時代末期、この地を治めていた一色氏の祈願所として秀栄和尚により観世音菩薩を奉遷し開基されたと伝えられています。1489年(延徳元年)の供養塔がありますので開山はその頃かとも推察されます。

観世音菩薩は、安産・子育ての慈悲に厚く、江戸時代、天明、天保の大飢饉では多くの人々を救ったことが伝えられています。幸手市の県指定文化財「義賑窮餓之碑」(正福寺に建立)に記された大飢饉で住民を救ったという寺でもあります。

その他、ご加護を受けたという信者の方々の話が法灯連綿として受け継がれ、現在でも色々な願い事を抱えた方々が御参詣・御祈願に訪れています。

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